TOTEC BENEFIT PRESS トーテックグループの福利厚生に関する活動報告

TOTEC BENEFIT PRESS

ACTIVITIES REPORT

活動報告

REPORT

2025.09.01

自動車部 活動報告
 Eco Car Cup 2025 Summer  出場 

クラブ活動報告
自動車 東海地区
20250901

INTRODUCTION :

富士スピードウェイにて行われた「Eco Car Cup 2025 Summer」(180分耐久レース&60分耐久レース)に参戦してきました。

OUTLINE :

概要

  • 開催日2025年8月23日(土)
  • 開催場所富士スピードウェイ(静岡県)
  • レース結果 ■ Master of Eco(2レースの合算結果)
      ガソリン車部門4位/16台中
    ・ 種目別順位(G-2クラス)
    ① 180分耐久レース 6位/11台中
    ② 60分耐久レース 3位/11台中

ACTIVITIES :

メンバーからのレポートより

当日天候は曇りで、最高気温は32度。非常に暑い一日ではありましたが雨の心配はなく、予定通りのスケジュールで進行されました。
日陰では風が心地よく感じられたものの、日向では体感温度がかなり高く、まさに「夏のレース」といった厳しいコンディションの中での活動となりました。
今回は「信州Re:N」チームから、2名のレーシングドライバーをお迎えし、TOTEC自動車部メンバーとともに1台のマシンを交代しながらレースに臨みました。
TOTECグループがメインスポンサーを務めている「信州Re:N」は、鈴鹿8耐レースに出場しているバイクチームで、自動車レースで活躍するレーシングドライバーが所属する四輪部門も存在しています。今回、その信州Re:N四輪部とTOTEC自動車部が初めてタッグを組むという、前例のない連携が実現しました。
暑さの中でも全員が集中力を保ち、声を掛け合いながら協力し、無事に走り切ることができました。
レースの舞台で交差する情熱と友情…この新たな挑戦が、次なるステージへの確かな一歩になったと感じています!

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エコカーカップ主催者の横断幕
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信州Re:Nドライバーと記念撮影

【 前日練習 】 前日に行われた公式練習は、TOTEC自動車部メンバーだけで参加しました。レースの会場となる富士スピードウェイのコースを、1ペア各20分間の練習走行を行いました。
そして練習の後は、いつものお店で前日決起会。

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出走前準備
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前日決起会

【 決勝レース当日の朝 】 決勝日の朝、宿泊先を5:30に出発し、いよいよサーキットへ。
「信州Re:N」のお二人も早朝から合流してくださり、チーム全員で自己紹介とレースに向けたミーティングを実施しました。
初顔合わせのメンバーもいましたが、互いに刺激を受けながら結束力を高め、チームとしての一体感が一気に加速していきました。

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レース前ミーティング
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全体開会式

【 180分耐久レース 決勝 】 11:00から始まる180分耐久レースに向け、スターティンググリッドに各チームのマシンが並びます。
出場台数は、前回大会から20台近く増え、全クラスを合わせて総勢73台です。(全台数、同時に走ります!)
スタートペアは、社員ペアです。その後は、ローテーションで交代する計画を事前に立て、180分間を走り抜きました。

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180分耐久レースのスタートペア
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スタート前
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順調に走る61号車①
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順調に走る61号車②

【 助手席で体感した「芸術的ドライビング」の世界! 】 「信州Re:N」のお二人にドライバーを担当してもらう際のパッセンジャー役は、万全を期す為に、部長の私(筆者)が全て担当させていただいたのですが、助手席から見た景色はまさに「異次元」でした。
レーシングドライバーの運転は、まるで芸術作品。全開走行中にも関わらず、車の動きに一切の「急」がなく、周囲の状況を完璧に予測した滑らかなライン取り。広い視野と繊細な操作に、ただただ圧倒されました。
サーキットのイベント等で、レーサーの走りを体感できる同乗走行は過去に経験したことがありますが、レース競技中の同乗はまさに別格。この貴重な体験は、私のドライビングスキル向上に大きな刺激を与えると共に、一生忘れられないものとなりました。

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レーシングドライバーの走りに感動する部長
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180分走り切ったマシンを皆で称えあう

【 60分耐久レース 決勝 】 15:00から始まった60分耐久レース。スタートを担当したのは「信州Re:N」ドライバーと私のペア。順調に周回を重ね、予定通り3周目にピットイン…しかし、ここでまさかの情報伝達ミスがチーム内で発生!次のドライバーが準備できていないという緊急事態に…。
しかし、そこはさすがレーシングドライバー。瞬時に状況を判断し、なんとドライバーとパッセンジャーがその場で入れ替わる秘策を敢行!最小限のタイムロスでピットアウトし、レース続行!まさに、チームワークと機転が光った瞬間でした。
最後のスティントは「信州Re:N」のもう一人のドライバーと私のペア。60分耐久レースの走行ペースは超ゆっくりながらも、1周回の上限タイムをピタリと守りつつ、燃費を最大限に引き出す走りに集中してくださり、タイムも燃費値もチームが目標としていた値を完璧に達成!ゆっくり走ってもプロレーサーの走りはさすがです。

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60分耐久レース前の記念撮影
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健闘を祈り合う
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ピットのサインを確認するK選手
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混戦を走るH選手
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無事にチェッカーをうけピットに戻る61号車
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レース後プチ反省会

【 レースを終えて 】 今回で4回目の出場となったエコカーカップ。念願だった「信州Re:N」とのコラボレーションが実現し、レースだけでなくチーム活動も充実感MAXの大成功!仲間とともに走り抜けた180分+60分、笑顔と達成感が詰まった忘れられない一日になりました。
ドライバーのお二人をお迎えするにあたり、企画段階から信州連協賛の当社担当者様に多大なるご支援を賜りました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
今回の取り組みをきっかけに、今後はエコカーカップや奥伊吹練習会などの活動を通じて、より積極的に「信州Re:N」とTOTEC自動車部が連携・協力できる関係を築いていければと考えております。
最後になりましたが、今回も、さまざまな方々からさまざまな形で温かいご声援を頂戴しました。その一つひとつが、私たちの活動の大きな支えとなっております。皆様のご厚意に心より感謝申し上げます。
次のレースは冬です。目標を高く持ち続け活動していきます。


今回のエコカーカップ参加を通じて、参加メンバーからは様々な感想が寄せられました。初の取り組みの不安から、経験を重ねた成長の実感まで、リアルな声をピックアップしましたので報告いたします。
【 楽しさと成長の実感 】 「最初は不安もあったけれど、信州Re:Nの方々と一緒に楽しめた!」
「出場回数重ねるごとに、サーキット走行にも慣れてきた!」
「車の操作にも徐々に慣れてきて、安心感が増した。」
【 課題と気づき 】 「レース中、他車の動きを読むのはやっぱり難しい…!」
「トランシーバーの使い方にはまだまだ改善の余地あり。」
「緊急時の連絡手段について、もっと明確にしておきたい。」
「周回数のやり取りなど、情報共有の仕組みに課題あり。」
「周囲の確認にもコツが必要だと実感。安全意識が高まった!」
「自分の練習がぜんぜん足りてない!」
【 Sim(シミュレーター)練習の効果 】 「Simでの事前練習が効いて、パッセンジャーの役割をイメージしやすかった!」
「改めて、Simの重要性を実感。今後も活用していきたい!」

これらの声を、次回のレースに向けた準備に活かしていきます!

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レース後の自動車部メンバー達
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授与されたトロフィー