TOTEC BENEFIT PRESS トーテックグループの福利厚生に関する活動報告

TOTEC BENEFIT PRESS

ACTIVITIES REPORT

活動報告

REPORT

2024.05.21

鈴鹿サンデーロードレース第2戦(鈴鹿8耐トライアウト戦)観戦報告

リフレッシュ
バイク 東海地区
20240521

SUMMARY :

当グループ協賛中の「信州Re:N with TOTEC」のレースを観戦した社員のレポートをご紹介します。

OUTLINE :

概要

  • イベント鈴鹿サンデーロードレース第2戦 (鈴鹿8耐トライアウト戦)
  • 開催日2024年5月18日(土)~19日(日)
  • 開催場所鈴鹿サーキット(三重県)
  • 出場選手#42 東村 伊佐三 選手
    #43 中村 修一郎 選手

COMMENTARY :

観戦者のレポートより

2024鈴鹿サンデーロードレース第2戦は、7月に開催される「鈴鹿8時間耐久レース」の出場権利15枠を争うレースでもあります。
重圧のかかるレースでしたが「信州Re:N with TOTEC」は出場権利を見事獲得しました!!

20240521
東村伊佐三選手(左)と中村修一郎選手(右)
20240521
輝くボディ

5月18日(土)予選
中村選手がTOPタイム、東村選手が13番手タイムという素晴らしい結果で決勝レースへ向けて順調なスタートを切ることができました。


5月19日(日)決勝
前日の夏のような日差しから一転、決勝日の朝は雨が降り出しそうな空模様。
気温は20℃を下回り、少し肌寒く感じる決勝レースの朝となりました。
レース前の忙しい中、チーム代表の吉井監督にお話を伺うことができました。
「予選は順調に進み、4月のレースで発生してしまったマシントラブルも解消したことが確認できた。マシンの心配はない。」
「あとは、チーム全員が8耐出場権獲得に向けてやれることをやるだけです。」と大変熱のこもった言葉を頂きました。
また、現地に駆け付けたTOTECメンバーの他にもチームを応援している社員が多くいることをお伝えすると大変喜んでおられました。

20240521
レース前のPITの様子
20240521
レース前のPITの様子

今回のレースは、42号車、43号車の2台でエントリーをしています。
メカニックさん達は前戦よりも1台多いマシンを、最高のコンディションに仕上げる必要があり大変な苦労がある様子でした。
この2台のマシンは、同じスペックのマシンでセッティングは多少異なるが、ほとんど同じであることをメカニックさんから教えていただきました。レース前、ブレーキやマフラー、ドライブチェーンなど 間近で見させていただき、2台共に昨日予選を走ったようには見えないくらい素晴らしくきれいに整備されていることに驚きました。
また、ボディー(カウル)がとても輝いているのは、昨夜吉井監督自らが磨いてきれいにしたとの事で、真にチーム一丸です。

20240521
スタート前チェック
20240521
マフラー

決勝レースはWET宣言が出され2周減算の8周回で行われました。
サーキットの西側は小雨でも、東側は雨脚が強くなったりと、コースの場所によって路面のコンディションが常に変わるという非常に難しい天気でしたが、予定通り11:00にレースがスタートされました。
水しぶきをあげながら、40台のマシンが一斉に1コーナーに向かいます。

20240521
決勝レーススタート

ポールポジションスタートの43号車 中村選手は無事に先頭でコーナーを 抜けていきます。
13番手スタートの42号車 東村選手も大きな順位変動なく 1コーナーをクリアしていき順調なスタートが切れました。
しかし安心した矢先、後続の複数台が転倒してしまい僅か1周目で赤旗が掲示されレース中断になってしましいました。
路面コンディションが想定以上に悪く、転倒しない方が不思議な状況です。
その後、約15分のレース中断をはさんで再びレースがスタートされましたが、難しいコンディションであることには変わりありません。
42号車と43号車が転倒することなく無事にゴールできるように、チームスタッフと現地に駆け付けたTOTECメンバー全員で祈り続けました。

20240521
決勝レース43号車中村選手
20240521
決勝レース_42号車東村選手

再スタート後、43号車 中村選手は落ち着いた走りで1位を死守しながら1コーナーを通過していきます。
そして、1位と2位のマシンは3位以下の後続マシンを徐々に引き離していくレース展開になりました。
その後しばらくして中村選手は2番手を走る選手に抜かれてしまいました。
8耐出場権を獲得するためには、チームとして2位でも全く問題ないのですが、中村選手は、1位のポジションを奪い返そうと前を行くライバルを必死に 追い続けます。
コース後半区間では1位とのタイム差が縮まるが、前半区間 では差が開く、一進一退のTOP争いでした。
守りの走りをせず、攻めの走りを貫く、中村選手の走りはモータースポーツの魅力そのものです。
42号車 東村選手は、終始ベテランライダーらしい安定した走りで、レース中盤はライバルとの接近戦を繰り広げながらも、とても華麗なコーナーリングフォームで走行し、13位スタートからポジションを2つ上げて11位でゴールしました。
43号車 中村選手は中盤以降の順位から変動無くゴールし2位表彰台を獲得しました。
8耐出場を決めて歓喜のシャンパンファイトで喜びを表現する一方で、表彰台の真ん中に立てなかったという悔しい表情が 垣間見えたのはとても印象的でした。

20240521
決勝レース_TOPを死守する中村選手
20240521
決勝レース_東村選手_1コーナの飛び込み

中村選手が2位、東村選手が11位でレースを終え、「信州Re:N with TOTEC」は見事に鈴鹿8耐出場権を獲得できました。
東村伊佐三選手、中村修一郎選手、これから決まる「第3のライダー」の3人で襷を繋ぎ8時間の長いレースを戦います。
そして、チームを応援する私たち全員が「第4ライダー」です。
7/21(日)に開催される「鈴鹿8時間耐久ロードレース」、団体観戦席で「信州Re:N with TOTEC」を熱く応援しましょう!

20240521
第4ライダーと共に

鈴鹿8耐出場が決まったレース後、現地応援したTOTECメンバー6名で喜びを分かち合いながらランチをしたことは素敵な思い出になりました。ありがとうございました。